七色に染まる生主がてっぺん目指す!はてブロ版

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心の片隅で何かが抜けた気がした

12日夜のことでした。


下半身不随で満足に立てず、最後まで何度も立ち上がろうと、その足で歩きたいと床ずれなどで血を流しながらも抵抗し続けた、2代目の愛犬・ぐぅ(♀・15・雑種)。
母がずっと朝からできるだけそばにいてやったのに、晩ご飯で離れたそのうちに弱り、…俺がもう1頭の2代目・コロン(♀・14・雑種)を用足しに連れていって帰ってきたときに息を引き取りました。
声をかけても呼吸の息づかいが感じられず、最後の最後で名前に反応して声無き声で「有難う」とでもいわんばかりに少し口元が動いた後は、もうそれきり。
妹みたいな存在を失って、虚無なのかどうかもわからない心の隙間が出来ちゃったみたいです。

死に際まで抵抗し続けたのも、死期も、年齢もほぼ初代のネネ(♀・14・雑種)と同じ。
外見も似ていて母親が遺影をみてネネと間違えてしまいそうなほど。
姉妹でもないのに似通った2頭。
今日、生辰(おやふる)にある茨戸霊園のすぐそばに位置した「天使の里」でぐぅを火葬してやり、10年ほど前火葬したネネと一緒に、合同慰霊碑に納骨してきました。



ぐぅと出会ったのは大体中学2年前後の頃。
中学時代まで一緒だった同級生の母親が癌で療養するため半年ほど預かったのが最初でしたが、ホスピス入りを機にうちで引き取り今までずっと2頭ともかわいがってきました。
先のご主人であるそのお母さんは引き取った約1年後に癌で他界。
きっと、先立ってしまったご主人に天国にいく途中であえるんじゃ無かろうかと思えてきます。


いずれまた今度はコロンが旅立つ日が来るでしょう。
そのときも俺の心から何かが抜け落ちて、また虚無感に似た何かを感じるかもしれません。
でも、本当に大切なのは死を悼むだけじゃない。
その人のこと、ペットのことを忘れないことが、一番大切なんです。